車イスでヨーロッパツアー。アパート編1

  • 2016.03.25 Friday
  • 14:53


10時半ごろシャルルドゴール空港に到着し

そこからパリ市内に移動してから

ギャラリーへの挨拶もそこそこに 

私たちは今日から泊まる
貸アパートメントの鍵渡しをしてもらわなくてはならず

2時にオーナーさんと待ち合わせをしているので 

ギャラリーの担当のKさんに
アパートの住所を伝え 連れて行ってもらいました。

徒歩10分ほどの絶妙な場所でした。

日本人のKさんはもちろんフランス語もペラペラですが

翌日から私たちと入れ替わりで日本に向かうため
すぐに準備に戻られました。


第一の不安は オーナーさんは時間通りに来てくれるのか

メールでのやり取りだけでここまで来ているので
なんだか不安;

言葉の問題は JUNさんがいるのでまぁ大丈夫だろう;と


私としては 
ベッドの高さやスペースなども確認できていないところ

やはりちゃんと見るまでは ほんとは心配していました。

アパートの入り口がわかったので 

時間まで真ん前のCafeで軽くランチをして待っていたら

2時ちょうどに アジア系の20代の美人さんが立っています。

それっぽいので声をかけたら オーナーさんの代わりに来たと。

英語でしゃべってくれたのでなんとかわかりました。


アパートの入り口に段差がひとつ。これは大丈夫。

IMG_4071.JPG
アパートの表の扉。鉄の扉。(セキュリティちゃんとしてる)

中にもう1つ扉。これも重い鉄の扉。

IMG_4072.JPG


そしていざ部屋の前に・・・・

段差1段。・・・そして90度左を向いて2段!

いやいやいやいや;

IMG_4052.jpg



JUNさんがいれば手伝ってもらえますが 
この段差は私ひとりでは上がれません。

えぇ〜 どうすればいいのーー?


しかも しかも

家の中に入ると
40センチくらいはある 大きな段差が!!

IMG_4207.JPG

こんな段 部屋の写真には載ってなかったし
もちろん間取りにだって!!





この段差の先にベッドが!

ベッドまでも辿りつけないよ;;;

いやいやいやいや・・・!

ベッドどころか 部屋に入れん!!

乗り越えなければいけない壁が多すぎて;


えぇ〜!!

代理で来た美人さんに抗議することもできず
(多分バイトだろうし)

だからといってオーナーさんに抗議することもできず
(どう言っていいかわからない;英語で;)

例え 抗議したところで だし;

とにかく何とかできないかとアレコレ考え

JUNさんも考えてくれて 

段差を上がらないで済むキッチンの前へ
ベッドを移動させれば なんとかなるかと。

キッチン前にベッドが入るスペースがあってよかった!!
(そうするとキッチンとベッドの隙間10センチ!
 でもギリギリ入ってよかった!!
 
 しかもなんとかベッドの足元側にスペースがあるので
 車イスからベッドにばーごんさんを下ろすことができる!)

しかもベッドが2人でなら運ぶことができる 
マットタイプのベッドでよかった!!
(これが木枠の頑丈なベッドなら動かせないし;)

2つの奇跡が重なって 部屋はどうにか使える!!


あとは 2人だけでこの部屋に帰る時に 

部屋に入る方法・・・;


段差を埋める台が必要だなーと

ホームセンターに行って材料買って作るかーとか
JUNさんも考えてくれて


とにかく美人さんには 保証金と残金を支払い

彼女、領収書も用意してないのに

彼女に現金を渡して大丈夫かという思いなど

他の心配事でふっとび


いったんギャラリーに戻って このビックリの段差の話をしました。

そうしたら 美術係のOさんが 事情を理解して

材料も道具もあるものを使っていいよと、貸してくださり 


この段差を 私一人で持ち上げるには(車イスをウィリーさせて上がる) 
ばーごんさんの経験上
1段ずつの段差にするのが一番いいという案で

JUNさんとともにその場で 段差を埋める台を作ってくださり

JUNさんは 約60センチ四方厚さ10センチほどの
かなり大きいそれを持って アパートまで運んでくれたのです。

 

止まって開きっぱなしになってくれない重い鉄の扉を押さえつつ

車イスを押して入り

最初の1段と 次の2段の段差を面一になるようにして
1段ずつにの段差になるよう作ってくれた台をセットし


私ひとりで車イスを持ち上げて 向きを変える練習を
何度か重ね

なんとかかんとか
その日のうちに
部屋に入れるようになったのです!!


いやいやいやいや;

みなさんのおかげでしかない。感謝、感謝です。


しかし・・・

オーナーさんにはメールでさんざんと車イスだと
いうことは伝えていたつもり・・・です。

でも

確かに 入り口の幅は聞いたけれども

部屋の中に段差はないか

手前の入り口に段差はないか 

とは確かに聞いていない・・・;

・・・これは私のミスなのね;



今思えば 
『うちは車イス無理よ』とメールをくれたホテルに
ばーごんさんは腹をたてていたけれど

向こうから断ってくれて親切だったのね;

そして
もうお風呂のことなどはふっとんでいましたが

この時点でばーごんさんのシャワーは無理〜。


だってシャワールームは40センチの段差の向こうだもの。

18日間シャワーなしのパリ滞在が決定したのです;


ただ このアパートの場所 ギャラリーからも近くて

ホテルと違い 
生活をしている感覚 家に帰ってきた感覚。

結果 私たちには そういう意味では本当に助かったので

よかった!


でも、かなり大変だった!(みなさんのお力がなければぜったい無理だった)


決して車イスのみなさまには勧められない!
(この段差を毎日何度も越えることで
 知らないうちに私は手首を痛めていた〜)


私たちもさすがに
あの部屋にはもう1度は住めないし、住まない。


でも今回の私たちの場合は 

結果的には よかった。


・・・複雑です;


ちなみに

バイトの美人さんから
私たちのドタバタを聞いたかどうかもわかりませんが 

オーナーさんからのコメントは特になく

日本に帰ってから一応仲介の会社の担当にもメールで伝えましたが

特に返答はありません。



でも でも


部屋までの通路に段差がなくて
部屋にちゃんと入れて 

お風呂も使う事ができて

ベッド横に車イスのスペースがあって

部屋の中に段差さえなければ


そんな部屋が見つかりさえすれば;


パリの貸アパートメントは ホテルより絶対いいです〜。



おすすめできるような できないような
役に立たない情報で 申し訳なく思いつつ


次は なんの話になるのか わからないまま

滞在記は続く〜。



































































 
 
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