車イスでヨーロッパツアー。パリ周辺観光編
- 2016.07.13 Wednesday
- 13:12
11月30日から始まった個展が12月5日に終わってからは
私たち書チームは12月10日までは 自由時間でした。
その間の12月7日、 丸1日お世話になったのが
パリに Assosiation Culturelle Franco-Japonaise de TENRIを創りあげた
天理会館元会長さん と
その立ち上げにも大活躍し
今もスタッフとして 先生としても バリバリやっている秘蔵っ子?の大谷さん♪
パリ在住 十ウン年の大谷さんに
『英語もできないふたりだけで4日間フリータイムなんです
どっか案内してくださいー;』とお願いしたら
せっかくにお休みの日なのに 快く引き受けてくださり
パリ在住 ウン十年の元会長さんにも声をかけてくださり
車まで出してくださり もう本当にお世話になりました。
車を出してもらうのはありがたいんですが 本当に大変なのは
その乗り降りなんです;;
車は 間口も狭く 高さも合わないので
ばーごんさんの体を車イスから車のシートに一度に
乗せ込むことが 私一人ではできないので
中から引っ張り込んでもらう必要があります。
空港から迎えに来てくれた車は大きなバンで
JUNさんと若い男性スタッフさんがいて
中から引っ張ってもらうのも広さもあり
(その代わり高さがあるから力がいるんだけど;)
人手もあったのでなんとか ですが
普通乗用車は
引っ張り込む人のスペースも狭いし 力もいるし
車を出し 運転をし 案内もしてもらうのに
元会長さん、その引っ張り込む役まで引き受けてくださり
止まって 降りるたび 車イスを下ろし
乗るたび 引っ張り込み という作業を
何度も何度も 一生懸命やってくださいました。
本当にありがとうございました。
私たちは お二人のおかげで
私たちだけでは絶対行くことのできなかった
ヴェルサイユ宮殿 と フォンテーヌブロー宮殿
その他パリ郊外の街並みを観光することができました。
清々しく晴れた空。
ヴェルサイユ宮殿は お休みの日だったので中は見れませんでしたが
お庭をゆっくり堪能させてもらいました。
曇りがちなヨーロッパの冬なのに
その日は晴れ渡り お庭が美しすぎる!
澄み渡る青空のもと
大谷さんが作ってきてくれたおむすびを(久しぶりのお米!)
ひろーく美しいヴェルサイユ宮殿のお庭で 日本人4人でいただいたのは
歴史を感じつつ 不思議な気持ち 最高♪でした。
そして
ルイ?世が生まれたと言われる部屋があるホテルのカフェで一服
テラスからパリが一望できる
とにかく 寒いよと言われていたパリの12月。
日本からあったかグッズを大量に用意していったのに
寒さに弱いはずの ばーごんさんの余裕のこの笑顔。
全体的にいつもばーごんさんは寒そうなかっこで写真に写っていますが
実はそうでもなく
私にいたってはコートなしで歩けるほど、
ばーごんさんでさえ 外でカフェができるくらいあったかかったこの冬。
(特別だったみたいですね)
個展の荷物を日本に戻すときに あったかグッズもある程度送り返したくらいの
暖かさでした。
そして パリから車で1時間くらいかかる
ナポレオンの宮殿 フォンテーヌブロー宮殿
ここの石畳が最強にボコボコだった;
館内はエレベーターあり スムーズ。
ナポレオンの使った机やお風呂もそのままあって
なんだか想像力をかきたてられる!
そして この宮殿の近くにあった
陽気で積極的なブラジルの女性オーナーのレストランで
夕暮れなのでちょっとは寒かったけど
でもテラスで夕食を食べられるくらい。
写真を撮り忘れましたが ばーごんさんは鴨料理、
私はサーモン料理 と思ったらサーモンのパスタ;
(フランスでパスタはやめた方がいいかも;)
そしてまた車で1時間かけて パリまで送り届けてくださり
パリについた頃にはもう真っ暗でした。
丸1日おつきあいいただき
もう 本当に感謝 感激でございました。
私たち パリに18泊もしたのに 本当にちゃんと
人並み?にゆっくり観光できたのはこの1日のみ。
教科書に出てくるような宮殿をふたつも見学できるとは
思っていなかった!
フランス語がちゃんと話せるおふたりに案内していただく観光は
とっても安心;
貴重な体験をさせていただきました。
この場をもって もう一度 おふたりに
大変な私たちにつきあっていただき
本当にありがとうございました。
やっぱり 英語もフランス語もままならないふたりがウロウロすると
どういうことになるか いう話は また次回に;;