車イスでヨーロッパツアー。タクシー パリ編

  • 2019.10.29 Tuesday
  • 22:16

 

 

2016年3月8日に

旅の準備編から書き始め

 

15回に渡って書いていて

 

すっかり止まっていた

ヨーロッパツアーの思い出の記録を

 

ずいぶんと久しぶりに

 

 

実際の旅からは4年経った今

 

旅の記録としては3年ぶり・・・に 

 

書いてみようかと

 

やっと やっと

一歩 動いてみました。

 

今や誰も待っていないのだけど

この思い出は自分のため。

 

いや もしかしたら

車イスで旅する誰かのためにならないかな。と思って

その時はリポートしていたつもりだった。

 

いや、私は介助する側だったので 

少しでも一緒に歩く介助者の参考になれば。

 

 

 

日本にいても そうだけれど

 

体の不自由なばーごんさんの移動用に

みなさん親切で 車がいいだろうと用意してくださる。

 

車いすユーザーでも 力の入る部分や 

手が使えるかどうか その範囲によっても

もちろん

できることは様々で

 

自ら運転席に乗り込んで My車イスを抱えて載せて

運転する人もいるように 

 

それができる 同じ頸損の友人にも『車乗ればいいやん』

と ばーごんさんは言われたこともありますが

 

胸から下はどこにも力を入れられない

 

自力で座ることもできないばーごんさんの場合

 

通常仕様のセダン車の狭い間口から 

車の中に体を入れることは

私ひとりでは かなり難しいということを 

なかなか理解してもらえない;;

 

そして 初見で 初めて手伝う人はなかなか要領がわからなくて

たぶん頼まれても困るだろう。

 

 

今は障害者用につくられた車両もけっこうあるけれど

やはりそれは特別に用意されたものだし

料金もだんぜんお高い。

 

 

年齢を重ねて足腰が弱くなった

お年寄りの車いす利用の方は

 

足をつっぱれたり 一瞬なら立てたりして

手すりを掴んだりしてくれたら

こちら側もお手伝いしやすいのかもしれない。

 

うまく車に乗り込めさえしたら

長距離移動は断然、車が便利やもんね。

 

 

でも

ばーごんさんの場合、

例えるなら

 

ばーごんさん大の

 

たぶん60キロくらいの重さの

175センチくらいの長さの

ぐにゃぐにゃした不安定な水の袋を

 

車に横付けした車イスから 

狭い間口を通して 車の座席に 

どこにもぶつけずに乗り移させる という

難しい感じ 伝わるでしょうか?;

 

大人の男性でも 

ちょっとひとりでは介助は難しい;

 

確かにばーごんさんの佇まいって

なんだかふっと立ち上がりそうな雰囲気を醸し出していたけど。笑

IMG_4635.JPG

 

パリでのパフォーマンスのコーディネートをしてくれたkyokoさんにも

私たちは 決して遠慮ではなく、移動は本当に電車がいいんだ!と

メールのやりとりで訴えたのですが笑 

 

とっても親切なアジア系のドライバーさんがいて 

今までにも何度もお世話になってるから

協力してくれるから大丈夫!と

自信満々で タクシーを手配してくれました。

 

それならば 甘えます・・・ ということで

 

 

いざいざ パフォーマンス本番 当日の朝。

 

約束の時間になっても来ないタクシー;

 

こちらからはタクシーと直接連絡とれないので

手配してくれたkyokoさんにメールしたり電話したり

 

伝言ゲームが続く;

時間がせまる;

焦る;

 

どうやら少し離れたところに到着していたようで

向こうは向こうで

なぜここへ来ない?くらいの勢いで;

 

やってきたのは kyokoさんおすすめの親切なアジア系の人じゃなく

バリバリのフランス人のシュッとしたドライバー。

(タクシーは確か プリウスだったような記憶。)

 

何が悪い?くらいの態度で ツンとして

1ミリも手伝ってくれないどころか

車にキズとかつけるなよ、くらいに睨んでいる。

 

他のメンバーが一緒に待っていてくれたからよかったけど

ふたりきりだったらタクシーに乗り込むことができなかったよ;

 

みんなはタクシーに荷物と私たちを載せたら

その後 急いで電車で現場へ。

 

私たちはそのツンツンドライバーと 車の中で気まずーい時間を;40分ほど。

 

『フランス語はしゃべれないんだね。』←多分こう言われたっきり無言。

 

しゃべれないなりにその場を和ませようとかいう気はさらさらなく

 

こっちはしゃべりたくてもしゃべりかける技量がなく;

 

こちらは運んでいただいている身、文句などありませんが

高級タクシーの密室の中、大変空気が重かったです;

 

 

ただ この気まずいタクシーに乗ったからこそ 通りすがりに車窓から見えた凱旋門!

私たち行動範囲がかなり限られているので 

せっかくパリに来たのに観光はあまりできていないので ありがたかった!

 

 

その運転手さん 現場に到着してからは 上司とkyokoさんに

こっぴどく叱られたようですが笑

 

 

前のお買い物編でも書いたけれど

 

フランスは 働く人が主体で

サービスをする側がかなり強く大胆で自由;(わがまま?笑)なので

 

お客様は神さまなんて コレっぽっちも思っていないどころか

なんかあったら お客が悪いくらいの態度;

 

ちゃんと言いたいことは言える身でいないと

やられっぱなしかも笑 

 

 

でも こんなトラブル的な思い出でさえ

 

とてもとても貴重な 大切な体験。だったなぁ。

 

久しぶりに思い出してみても。

 

 

 

そして こんな感じの楽しいトラブルは

 

1ヶ月近く滞在しただけあって

 

案外まだ  あったな・・・。

 

ここまでで16編かー。

 

まだあと何話か 書けるくらいトラブルネタが;

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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